【農と食の体験】とるたべる『おいしいを、掘り起こそう』

「おいしいを、掘り起こそう」をテーマに、愛知県の知多半島、先端にある南知多町にて農業をやっています。みなさまがさらに農に触れる機会を増やしたり、お野菜が「おいしい!」と思える瞬間を増やしていくことが私たちの使命です。

「関東の白ネギ、関西の青ネギ」

 

みなさん、こんにちは。

とるたべるスギヤマです。

 

 

今日はお野菜の豆知識。

 

「関東の白ネギ、

 関西の青ネギ」

 

をご紹介いたします。

 

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あ、ちなみにtwitterの方でも

お野菜の豆知識を毎日つぶやいております。

 

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ぼくらが住んでいるのは愛知県で、

地方で言えば「中部、東海」

 

なのであまり

 

「関西・関東」

の文化の違いはそこまで明確に

判断できません。

 

 

その中で、ちょっとおもしろい話として、

 

「関東のひとは白ネギを主に食べて、

 関西のひとは青ネギを主に食べる」

 

というものがあります。

 

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*青ネギ

 

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*白ネギ

 

関東の人からすれば

「関西人はケチだから、

 ネギの青い所まで食べる」

 

と言えば、

 

関西人は、

「東京の田舎者は

 ネギの白い所まで食べる」

 

と返すんだそうな。

 

関西のスーパーでは

「このネギは白いところを食べます」

白ネギの食べ方が説明されることも。

 

 

 

へー、と思い、ちょっと調べてみると

おもしろい記事を見つけたのでご紹介します。

 

 

もともと白ネギは寒さに強いので

中国大陸北方の寒い地方で栽培されていました。

 

これに対して青ネギは暑さに強いので、

中国大陸南方の暖かい地域で栽培されていたのです。

 

 

 

寒い地方で栽培される白ネギは、

もともと保温のために、ネギの成長にあわせて

土をかぶせて栽培しました。

 

こうして土の中にある光の当たらない部分が

白く伸びて白いネギができるのです。

 

関東平野は、火山灰土壌なので、

土を深く掘ったり、土をかぶせたりするのが容易にできます。

そのため、白ネギの栽培に適していたのです。

 引用元

トマトはどうして赤いのか? 身近な野菜を科学する

 

と。

 

 

これはなるほどなかなかおもしろい考察です。

 

この「その土地ならでは」

栽培方法であったり、食文化というものは

とてもおもしろいです。

 

 

細長く、四季折々の多様性のある日本、

食文化を古くから愛してきた日本。

この国ならでは、という感じがして

ぼくも好きなお話でした。

 

 

これからもおもしろい

お野菜、食べものの情報があれば

シェアしていきます。

 

 

よろしくお願いします(*^^*)

とるたべるでしたっ!

 

 

 

 

◎とるたべる

 

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P.S.

 

本日の情報の出展

「トマトはどうして赤いのか?

 ~身近な野菜を科学する~」

著者:稲垣 栄洋